◇19日 Bリーグ1部 第34節 名古屋D 100-85 島根 (ドルフィンズアリーナ)

■名古屋D 〇 100 -85 ● 島根

第1Q:21 - 24

第2Q:26 - 19

第3Q:30 - 17

第4Q:23 - 25

【スターティング5】

#1 レイ・パークスジュニア選手

#2 齋藤 拓実選手

#10 ティム・ソアレス選手

#11 須田 侑太郎選手

#43 スコット・エサトン選手

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズは100点ゲームで快勝。先発メンバー5人が2桁得点をマークした。ハードなディフェンスを敢行するもミスからの失点でリードを許す展開でスタート。その後はアウトサイドからの得点で逆転し、試合を折り返すと、後半も相手のミスを誘発して第3Qで得たリードを守り切った。

【戦評】

第1Q(名古屋D 21-24 島根)

ハードなディフェンスで島根のシュートミスを誘発すると、#43 スコット・エサトン選手のゴール下シュート、#1 レイ・パークスジュニア選手の3Pシュートで得点を重ねていく。

クォーター中盤、島根#2 ぺリン・ビュフォード選手、#4 ニック・ケイ選手に得点を許すも、#11 須田侑太郎選手の連続得点、#43 エサトン選手のダンクシュートなどで応戦し、流れを引き寄せる。

その後、島根#32 晴山ケビン選手に連続3Pシュートを許すも、#10 ティム・ソアレス選手、#11 須田選手が3Pシュートを決め返していく。

クォーター終盤、ターンオーバーを連発すると、島根に連続得点を許し、3点ビハインドで第2Qへ。

第2Q(名古屋D 26-19 島根)

#10 ソアレス選手がゴール下シュートを沈めるも、島根#12 ハッサン・マーティン選手に立て続けにインサイドから得点を許す苦しいスタートを切る。

その後、島根#55 谷口大智選手に3Pシュートを許すも、#12 中東泰斗選手が3Pシュートを決め返す一進一退の攻防を展開。

クォーター中盤、#6 菊池真人選手が連続してゴール下シュートを決めていくも、島根#13 津山尚大選手に3Pシュート、#2 ビュフォード選手にジャンプシュートを許し、流れを引き寄せられない。

しかし、その後、激しいディフェンスで失点を防ぐと、#10 ソアレス選手、#2 齋藤選手が立て続けに3Pシュートを沈め、逆転。

クォーター終盤、#2 齋藤選手のジャンプシュートで得点を重ね、4点リードで後半へ。

第3Q(名古屋D 30-17 島根)

激しいディフェンスで島根のシュートミスを誘発すると、#10 ソアレス選手のダンクシュート、#11 須田選手の3Pシュートなどで得点を重ねる好スタートを切る。

その後、島根#3 安藤誓哉選手に3Pシュートを許すも、#10 ソアレス選手、#1 パークスジュニア選手の3Pシュート、#2 齋藤選手のレイアップシュートで点差を離していく。

さらに、#2 齋藤選手の3Pシュート、#43 エサトン選手のダンクシュートで流れを掴む。

クォーター終盤、#43 エサトン選手のレイアップシュート、#6 菊池選手の3Pシュート、#11 須田選手のドライブからの得点などでさらに点差を離していく。

その後、島根#13 津山選手に3Pシュートを許すも、17点リードで最終Qへ。

第4Q(名古屋D 23-25 島根)

ハードなディフェンスで島根のターンオーバーを誘発すると、#34 スミス選手がゴール下シュート、#12 中東選手がレイアップシュートを決める好スタート。

クォーター中盤、激しいディフェンスを継続し島根の得点を抑えると、#10 ソアレス選手の3Pシュート、#11 須田選手のレイアップシュートなどで加点していく。

その後、島根#13 津山選手に3Pシュート、#2 ビュフォード選手にバスケットカウントを許すも、#11 須田選手、#1 パークスジュニア選手の3Pシュートで応戦する一進一退の攻防を展開。

クォーター終盤、フリースローから失点を重ねるも、#11 須田選手、#10 ソアレス選手の3Pシュートで得点を重ね、タイムアップ。

ハードなディフェンスを最後まで実行し、スターティング5全員が二桁得点を重ね、100点ゲームで勝利を収めた。

【ショーン・デニス ヘッドコーチ 試合後コメント】

厳しい試合になることは、わかっていました。

2連敗の後、今日のような素晴らしいスタートで

ドルフィンズらしいバスケットができたという事は

本当に良かったと思います。

特に後半、リバウンドの面やボールを大切にした事など

ポゼッションゲームが素晴らしかったと思います。

明日、もう1試合あるので同じ集中力・エナジーで臨みます。

【#2 齋藤 拓実選手 試合後コメント】

チームとして直近2試合連敗しており、雰囲気が良くない部分がある中で

試合の入りで、ヒットファーストして良いスタートが切れたことが素晴らしかったと思います。試合に出場した全員が役割を全うし、40分間ゲームプランを遂行できたということが勝因だったと思います。今日の試合では、ドルフィンズらしいバスケットである「ディフェンスで相手を邪魔し、フラストレーションを溜めさせる」ことが40分間続けられたことが本当に良かったです。

【#11 須田 侑太郎選手 試合後コメント】

非常に素晴らしい試合だったと思います。悔しい敗戦をうけてから、カムバックという事で1つ今シーズンの大きな分岐点になるなと思い臨んだ試合でした。そこで40分間各々がしっかりと役割を果たし、チームとして最高の形で勝ち切れたということは、またチームが一歩前進したと思いますし各々も成長できたと思います。