◇22日 サッカー パリ五輪最終予選兼U―23アジア杯1次リーグB組 日本0―1韓国(ドーハ)

 韓国が日本に競り勝ち、B組1位で決勝トーナメント進出を決めた。この結果を受け、韓国のメディアはそろって黄善洪監督を高く評価した。

 「中央日報」の電子版は、黄善洪監督が「悪材料を克服」したと報道。「今回の予選は黄善洪監督の指導力が光った」と記した。日本同様に韓国も欧州でプレーする選手を招集できなかった上、負傷者と出場停止が相次いでいたことにも「揺るがなかった」とし、先発の大幅入れ替えや守備的な陣形で勝利をつかんだ試合運びを評価した。

 韓国のニュースサイト「ニューシス」も「欧州遠征の不発、主力DFの負傷離脱など、さまざまな悪材料にも動じることなくトーナメントまで進んだ」と評価。「2年前の同大会準々決勝で0―3で完敗した黄善洪監督は2年ぶりに雪辱を果たした。昨年の杭州アジア大会決勝戦の2―1勝利を含めると、日韓戦2連勝だ」と日韓戦の勝利を伝えた。