Jリーグの野々村芳和チェアマン(51)は23日、東京都内で開かれた理事会後の記者会見で、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯(カタール)で準々決勝に進んだU―23日本代表について「次のゲームが最も大事な部分の1つというのは何ら変わっていない。それを勝たないと、次の(五輪出場)決定のゲームには進めない。ここから、いよいよということ」と話した。

 大会登録メンバー23人のうち、MF松木玖生(FC東京)、FW荒木遼太郎(同)ら17人がJリーグで活躍している選手たちとあって、野々村チェアマンは「Jリーグで頑張っている選手たちが多いので、普段のリーグでやっていることを出せれば十分、五輪に出場できるんじゃないかと思っている」とエールを送った。