柔道の増地克之・女子日本代表監督(53)が24日、東京都内で取材に応じ、アジア選手権(香港)で負傷棄権したパリ五輪女子78キロ超級代表の素根輝(23)=パーク24=について軽傷を強調した。

 東京五輪金メダリストの素根は22日、同大会の準々決勝で古傷の左膝を痛めた。23日に帰国し、病院で検査した。この日、羽田空港に到着した増地監督は「半月板など大きな負傷はなかった。元々、靱帯(じんたい)が悪かったでの痛みが出た。1週間ほどで痛みもとれるということなので、今後の大会にも予定通り出る方向になる」と説明した。