◇24日　DeNA3―5阪神（横浜スタジアム）

　阪神が大雨になった9回に一挙4点を陥れて逆転勝ち。引き分けを挟んで7連勝とし、リーグ単独首位の座を死守した。負けていれば巨人戦に勝った中日に同率首位で並ばれるところだった。

　1―3で迎えた9回にDeNAの守護神山崎から代打糸原、近本、中野が3連打を放って無死満塁で森下が押し出し死球。1点差としたところで山崎を1死も奪えずにKOさせ、救援した5番手右腕の徳山に対しても攻略の手を緩めずから大山が中前に同点適時打を放った。続くノイジーが押し出し四球を選んで勝ち越しに成功。その後2死満塁としたところで木浪からも左前適時打が飛び出し、この回だけで4点をマークした。

　この日は6回途中で降雨で試合が中断。先発の伊藤が5回まで無安打無失点と好投。参考記録ながら史上7人目のコールドゲームでのノーヒットノーランの可能性もあったが、試合が再開された後も続投し、7回に3失点（自責2）した。