パリ五輪でのメダル獲得を目指し埼玉県熊谷市で合宿中の7人制ラグビー日本代表候補が29日、熊谷ラグビー場で練習を公開。約100人のファンが見学に訪れた。

 7人制男子は現在、ワールドシリーズ(WS)の16カ国から下部に降格中だが、昨年11月のアジア予選に優勝して3大会連続の五輪切符を獲得。その後、WS下部大会での成績はここまで5位、10位とふるわないが、林大成主将(31)は「今は五輪本番でメダルを取るため、リスクを覚悟でアタックでもディフェンスでも仕掛けるラグビーにチャレンジしている。過程での結果は気にしない」とキッパリ。むしろ「五輪イヤーにワールドシリーズに出ていないのは、メダルを狙う上ではアドバンテージになるかな」と不敵に笑った。