◇30日（日本時間5月1日）　パドレス6―4レッズ（サンディエゴ）

　首の張りで離脱していたパドレス・ダルビッシュ有投手が、本拠地でのレッズ戦で約2週間ぶりに復帰登板。5イニング3安打無失点で、6戦目で今季初勝利（1敗）を挙げた。

　15日間の負傷者リスト入りから復帰し、元日本ハムでレッズ先発のニック・マルティネス投手との投げ合った。0―0の3回は2死二、三塁のピンチを迎えたが、2番・デラクルーズを一ゴロでしのいだ。5イニングを70球、3奪三振、無四球。上々の内容で復帰登板を飾り、防御率は3・45となった。

　パドレスは6、7回に計4失点するなどヒヤリとしたが、継投で反撃をかわした。これでダルビッシュは日米通算200勝まであと3勝とした。

　ダルビッシュは首の張りで15日間の負傷者リスト（IL）に入ったことが17日に発表されていた。15日にさかのぼって適用され、この日が復帰登板だった。なお、チームメートの松井裕樹投手は2点リードに詰め寄られた7回1死で救援登板。1イニング3分の2を無安打無失点に封じ、ダルビッシュを援護した。（写真はAP）