◇労組・日本プロ野球選手会が発表
労組・日本プロ野球選手会(広島・会沢翼会長)は2日、今年の年俸調査結果とともに、昨オフの契約更改満足度調査結果を発表した。満足度は2018年オフからアンケートを実施(公表は21年オフから)。5段階評価のうち、上位2つ(満足&大きく満足)の割合を算出した結果、1位はソフトバンクの62・79%。2位は阪神の60・00%だった。
選手会は、アンケートの際に「戦術が査定に反映されているか」という項目も聞いているというが、「阪神は、ぶっちぎりの8割以上がされている回答だった」と選手会の加藤諭事務局次長。岡田監督が四球も評価するとしていた阪神は昨季、両リーグ最多の494四球を選んでいたが、そのあたりがしっかり反映されたことも満足度につながったと分析した。
中日の満足度は38・60%で10位(リーグ5位)。42・31%で8位だった前年より、満足度も順位も下がった。
◇
★球団別の契約更改満足度
1位=ソフトバンク(62・79%)
2位=阪神(60・00%)
3位=ロッテ(58・93%)
4位=DeNA(52・38%)
5位=巨人(51・81%)
6位=西武(49・23%)
7位=広島(48・44%)
8位=日本ハム(45・16%)
9位=オリックス(41・18%)
10位=中日(38・60%)
11位=ヤクルト(38・46%)
12位=楽天(31・58%)