大相撲元十両、清の富士の薬丸猛さん(58)が3日、都内で開かれたボディービルの東京ノービス「マスターズ50歳以上級」に出場。予選突破とはならなかったが、ボディービルへの熱い思いで挑戦を続けている。

 現役時代は体重が150キロあった薬丸さんは今大会は68キロで出場した。「去年は予選で落ちているので、今年はそこを乗り越えられればと思っていたんですが。継続は力なりと言いますが、勝てないとがっかりしますね」と悔しそうに語ったが、挑戦はまだ続く。

 2年前には「北区オープンボディビル・フィットネス大会」の50歳以上級で優勝経験もある。

 「ボディービルは自分の1つの表現方法なので挑戦を続けることができる」と語った。