◇5日 ヤクルト3―6中日(神宮)

 中日が引き分けを挟んで続いていた連敗を3で止めた。

 打線は両チーム無得点の4回に、5番・石川昂が左中間スタンドへ今季1号となる先制ソロを放つと、5回にはカリステに左前適時打が飛び出して追加点を挙げた。さらに7回には、細川がリーグトップに並ぶ8号3ランをたたき込んで、リードを広げた。

 今季2度目の先発マウンドに上がった高橋宏は最速157キロのストレートを軸に好投。4回無死の丸山和から6者連続三振を奪うなど、ヤクルト打線を手玉に取り、今季初星を挙げた。ただし、昨年6月13日のロッテとの交流戦(バンテリンドームナゴヤ)以来、プロ2度目の完封勝利がかかった9回に自らの送球エラーから失点を重ね、ゲームセットまであと1人としたところでマウンドを降りた。