10日の西武戦(ベルーナ)に先発する楽天・早川隆久投手(25)が9日、ブルペン陣の負担を減らすため、完投勝利を収めた3日のロッテ戦(楽天モバイル)のように少しでも長いイニングを投げることを誓った。

 「自分が中継ぎを助けられるように長いイニング投げるというのも必要かなと思う」。計127球を投げた前回登板の疲労も消えており、仙台からの移動前に参加した先発投手練習ではキャッチボールなどで最終調整。「自分らしい投球ができれば」と意気込んだ。

 西武戦は10日が今季3度目の登板。ここまでは2敗だが、バッテリーの間でコミュニケーションをしっかり取って、今度こそ勝利をつかむ。「自分というのを出しながらも、相手の調子と捕手の主張を聞いていきながらやっていきたい」。先発陣の軸としての自覚が言葉に現れた。