◇10日 DeNA―阪神(横浜)

 DeNAの宮崎敏郎内野手(35)が打球が頭部を直撃するアクシデントに見舞われた。

 5回1死一、二塁から阪神の5番・井上が三塁へ強烈な打球を飛ばし、宮崎は捕球しようとしたが、大きくはねたボールが頭部に当たった。一度はカバーのために三塁の守備に就いたが、タイムがかけられた後には座り込んだ。この様子を見た内野陣や三浦大輔監督(50)らが駆け寄り、グラウンドにはブルーシートと担架が運び込まれた。

 スタンドの両チームのファンからは大きな「宮崎」コールがわき起こった。しかし、担架に乗せられたとみられる宮崎は自らの周囲に張られたブルーシートに囲まれて、退場して、交代。三塁には森敬斗内野手(22)が入った。