17日にナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグの中日―阪神戦で投球間の時間をチェックするタイマーが設置された。走者なしの場合に限り、各打者の2球目から15秒がカウントされ、投手の投球間隔をチェックした。

 米大リーグでは昨年から投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」が導入された。走者なしでは投手は捕手からボールを受け取ってから15秒以内に、走者ありで18秒以内(昨年は20秒)に投球動作を開始しなければならず、また打者は残り8秒までに打撃姿勢に入らなければいけない。違反した場合、投手は1ボール、打者は1ストライクが宣告される。

 昨年、オーナー会議でピッチクロックを日本でも導入するかどうかの検討が始まり、今季の2軍戦で「走者なしの15秒」を計測し、データを収集するとしていた。