ロッテの吉井理人監督(59)が20日、日米通算200勝を達成したパドレスのダルビッシュ有投手(37)に球団を通じて祝福のコメントを寄せた。

 ダルビッシュが日本ハムに在籍した2008年から11年まで投手コーチを務めた吉井監督は「彼と出会う前から、すごいピッチャーであることは知っていました。私がコーチとして一緒のチームとなってピッチングを見せてもらい、話などをさせてもらって、向上心、好奇心がすごく強い選手だなあと思いました」と回顧。「あれだけの実力を持ちながらも自ら課題を見つけて、いろいろな情報からヒントを得て今いるところから、もっともっと上を目指そうとしている。そういう印象でした。こういう選手が超一流なのだと改めて感じたのを覚えています」と述懐した。

 さらに「そしてアメリカに行って、さらに磨きがかかって人間的にも、さらに大きくなったなあと感じています。本当に野球人として尊敬できる後輩です。ワシもダルビッシュ選手の大ファンです。ワシの日米通算121勝を軽くオーバーしていただきありがとうございます。これからもさらなる活躍を期待しています」と称賛した。