Text by CINRA編集部

大阪・梅田の映画館シネ・リーブル梅田が劇場名称を「テアトル梅田」に変更して4月19日にリニューアルオープンする。


2000年12月にオープンしたシネ・リーブル梅田。今回のリニューアルに合わせて2022年9月に閉館した旧テアトル梅田の劇場名を継承して生まれ変わる。


リニューアル後は「ただ映画を観るだけの場所」から「映画・アートを感じながらゆっくり心地よい時間が過ごせる場所」としての映画館を目指し、新たな試みを展開。


4Fロビーには新たにコンセッションとしてMAKUAI CAFEをオープンし、トップバリスタ監修のラテやプレッツェル、デニッシュなどを提供する。


ロビーに新たに登場する大型モニタースペースは「シアター・イン・シアター」として予告編だけでなく、地元クリエイターの作品を上映。リニューアルオープンを記念して、4月19日から6月30日(予定)まで、ショート映画専門の配信プラットフォームSAMANSAで配信中の短編作品のなかから15作品を特別上映する。


さらに、旧テアトル梅田の閉館特集で人気の高かった作品を中心とした特集上映『テアトル梅田 レトロスペクティブ』を開催。『アメリ』『トレインスポッティング』『コーヒー&シガレッツ』『恋する惑星』『セトウツミ』『花束みたいな恋をした』『この世界の片隅に』『人狼 JIN-ROH』の計8作品がラインナップしている。


また、テアトルシネマグループの廃棄スクリーン再生活用プロジェクト「SCRE:EN」から新商品として「THEATRE UMEDA シリーズ」を発売。旧テアトル梅田のスクリーン生地を使用した3種類の商品をリリースする。このほか多数のオリジナル商品を販売。


旧テアトル梅田の外壁にあった劇場名サインも回収し、新生テアトル梅田に移設。なお、リニューアルオープンする4月19日は旧テアトル梅田の開業日にあたる。


廃棄スクリーン再生活用プロジェクト「SCRE:EN」