シリコンバレーバンク破綻をうけドル・ペッグから大幅に外れていたステーブルコインUSDCが13日未明、ほぼ1ドルまで戻している。一時0.88ドル程度まで下げていたが、月曜日にもUSDCのドル換金が通常通り再開される見込みが高まり安心感が広がった。

サークル社のジェレミー・アレーア代表は「米政府と金融規制当局が部分準備銀行制度のリスクの緩和に動いていることに安堵している。そしてUSDC準備金の100%が安全な状態だ。(シリコンバレーバンクに置かれる残高以外の)現金はBNYメロン銀行に移した。前回共有したように、USDCの流動性オペレーション(引き出し対応)は明日明日銀行の営業開始とともに再開する」とのべた。

仮想通貨相場はこれをうけ反発しており、ビットコイン、イーサリアム、カルダノ、ポリゴン、ソラナ等のコインがすべて10%以上上昇している。

今回の騒動でビットコインは一時20000ドルの大台を割っていたが、13日の急反発で22500ドル付近まで戻し推移している。