『虎に翼』裁判傍聴マニア“笹山”田中要次登場 “寅子”伊藤沙莉へのお節介に反響「癒しになる」
華族の令嬢・涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生の香淑(ハ・ヨンス)とお昼を食べるようになった寅子だったが、誰とも群れない山田よね(土居志央梨)とは距離が縮まらないでいた。世間の風は冷たく、新聞は寅子たち女子部の新入生を面白おかしく取り上げる。
そんな中、法改正が延期になるとの知らせが届く。動揺する先輩の中山(安藤輪子)を慰めようとする一同に、よねは冷たい言葉を浴びせて足早に立ち去ってしまう。
どうしてもよねのことが気になる寅子は、彼女を尾行。後をつけていくうちに裁判所へたどり着く。高圧的な警備員から受付をするよう大声で怒鳴られた寅子が困っていると、そこに着流しにハンチング帽を被った笹山が駆け寄ってきて「お嬢ちゃん、もしかして傍聴をご希望かい?」と話しかけてくる。
笹山は寅子を受付へ連れていくと「おいちゃんさあ、近くで笹寿司って寿司屋やってんだけどね、弁護士や検事と話合わせるために傍聴行き出したら楽しくなっちゃってさ」と自己紹介。さらに笹山は裁判所の中を案内しつつ、法廷へ向かう寅子を「法廷では静かにね!」と笑顔で送り出すのだった。
傍聴マニアにして心優しきお節介おじさんとして登場した笹山に、ネット上には「この時代から傍聴マニアが!」「昭和の阿曽山大噴火?」などの声や「笹寿司のおじさんナイス」「癒しになるかも」「心優しいおせっかいおじさんに沼る予感」といったコメントが集まっていた。