『マッドマックス 怒りのデスロード』の前日譚『マッドマックス:フュリオサ』がカンヌ国際映画祭でお披露目され、6分間にも及ぶスタンディングオベーションで迎えられた。アニャ・テイラー=ジョイとともに出演したクリス・ヘムズワースは、涙を浮かべていたそうだ。

 現地時間5月15日、南フランスで開催中のカンヌ国際映画祭にて、ジョージ・ミラー監督による伝説のサーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』がお披露目された。Varietyによれば、観客からの称賛を受け、主演のアニャがこの場を捉えていたカメラにキスを送るなか、クリスは感激して目に涙を浮かべていたそうだ。

 ミラー監督は観客に対し、「この映画のために一生懸命働いてきました。完成したものを見て感慨深い気持ちです。皆さんありがとうございます」と簡潔に話したという。

 本作は、第88回アカデミー賞最多6部門を受賞した『マッドマックス 怒りのデスロード』でシャーリーズ・セロンが演じた戦士フュリオサの若き日を綴った前日譚。世界崩壊から45年後、ディメンタス将軍(クリス)率いるバイカーにさらわれたフュリオサ(アニャ)が、故郷へ帰るために宿敵ディメンタス将軍と対峙する姿を描く。

 映画『マッドマックス:フュリオサ』は、5月31日より全国公開。