「岡田語録」ピッチャーつぶしたらアカンよ、ほんまに
−岡留は投げるたびに評価が高まる。
「今日は桐敷が投げられへんかったからな。(8日・ヤクルト戦で)球数増えたからな。だから2イニングいかしたけど、良かったんちゃう」
−(中継ぎの)ポジションも上がっていく。
「いや、ポジションて、順番は決めてないよ。ゲラ、岩崎は最後の方になると思うけど、それまでは決めてない、決めてない。まだ決められへんよ、まだ10試合以上残ってるのに。そんな順番とかやるのはもっと後よ」
−岩崎はどのように見ていた。
「どのようにって普通やろ」
−新人はこれだけ観客が入った中で投げる経験は少ない。
「そらみんなやで。だからどんなピッチングでも、津田にしても、最後(捕手)に言うたんや。(カーブが)1球ボールになったらもう使わへんやん、だからアカンねん、はっきり言うて。最後なんかベンチから言うたんやで『カーブ投げ』言うて。分かるやろと思うけどな。ピッチャーつぶしたらアカンよ、ほんまに」
−そのへんの課題は直らない。
「巨人のバッターなんか分かっとるわけやからな。やっぱり、もうちょっと準備せなあかんと思うで俺は。ピッチャーのええ球がカーブやのに、なんでカーブ投げへんねやろって。キャッチャーがストライク取れるリードやないんや、ピッチャーのいい球を引き出してやらなアカンねんからな。それがボールなる時もあるやんか。それでも(投手の良さを)消してしもたらアカンわなあ」
−中野の死球は。
「大丈夫やろ」
−甲子園は大入り。
「営業の話やん。俺らになんにも返ってけえへん」
−(オープン戦9連敗に)済んだことは仕方がない?
「別にそんな(笑)」