海の向こうから届いた快挙に、鳴尾浜でも刺激を受けていた。パドレスのダルビッシュが日米通算200勝の金字塔。湯浅は昨春のWBCで共闘し、オフには米国の自宅に招かれたこともあって、「さすがですよね。カッコいい。ああいう風になりたいって、めっちゃ思います」と改めてリスペクトした。

 「ストイックですし、研究熱心。変化球の投げ方にしても、研究しながらやってらっしゃる。あれだけ活躍してる人がずっとそうやってるので、自分はそれ以上にやらないといけない」。共有した時間を振り返ると、ダルビッシュから学んだことは多い。

 偉業達成に「おめでとうございます」とお祝いの連絡を取ったという。湯浅自身は今季1軍未昇格。「ダルさんにとって200勝という記録は通過点かもしれませんが、自分も少しでもいい報告がしたいと思うので、頑張らないといけない」と発奮材料にしていた。(デイリースポーツ・丸尾匠)