2023年は1903年のH-D 社創業から120年の節目の年。初登場のモデルに加え、アニバーサリーモデルや限定のカラーリングなど、例年以上に濃厚なラインナップが揃う。そんな2023モデルの中からライトニング編集部が特に気になるモデルをピックアップして紹介しよう!

1903年から数えて120年目のアニバーサリー限定車7モデル!

最も注目すべきはゴージャスなCVOに加え、限定カラーモデル6種類が登場する創業120周年アニバーサリー。赤をベースカラーとした「エアルームレッドフェード」という特別カラーを採用し、タンクメダリオンは1933年のイーグルフライトマークとその翌年のフライングダイヤモンドを組み合わせたスペシャルな仕様だ。120周年を迎えた今、メーカーが’30sをモチーフとした真意は不明だが、常に歴史を重要視してきたハーレーらしい演出と言える。

Fat Boy 114(世界限定3000台/330万8800円) Heritage Classic 114(世界限定1700台/337万4800円) Tri Glide Ultra(世界限定1100台/566万2800円) Ultra Limited(世界限定1300台/468万3800円) Street Glide(世界限定1600台/415万5800円) CVO Road Glide Limited Anniversary(世界限定1500台/647万6800) Road Glide(世界限定1600台/389万1800円)

週末ツーリングから世界一周まで、冒険旅行を楽しみ尽くす「パンアメリカ1250スペシャル」!

二輪メーカーがこぞって力を注ぎ込むアドヴェンチャーは昨今の大人のバイク乗りのトレンド。様々な道を走り抜け、快適なロングライドを可能にする走破性の高さがその特徴だが、アメリカ好きなら『パンアメリカ1250スペシャル』は見逃せない。電子制御によって走行中のトラクションや制動力をコントロールし、6つのライドモードに連動して走行状況に応じて最適な性能を発揮してくれる。旅に出るならパンアメリカが最高の相棒になるはずだ。

Pan America 1250 Special(319万8800円〜)

圧倒的な存在感と比類なきパワーを兼ね備えた最新トライク!

昨年までラインナップされていた『フリーウィーラー』に入れ替わる形で登場する『ロードグライド3』。フェアリングをフレームにマウントすることによる軽快なハンドル操作がロードグライドの長所だが、名前の通り、ロードグライドのフェアリングをトライクに取り入れることで、安定性と操作性の高さを両立。 重厚かつスタイリッシュなフォルムを描くトライクのホットな走りはストリートで注目を浴びること間違いなし。

2023 Road Glide 3(457万3800円〜)

【問い合わせ】
ハーレーダビッドソン ジャパン
https://www.harley-davidson.com/jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年4月号 Vol.348」)

著者:Lightning 編集部