物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「特大号になると特にお祭り騒ぎとなる校了作業。時間に追われる感覚って結構ヒリヒリするけど嫌いじゃない。だって校了後の開放感にもの凄くカタルシスを感じるから!」と語るライトニング編集部のミリタリー担当・ADちゃんがお届け!

mojojojoの手縫いのぬいぐるみ

雑貨店のバイヤーを経て独学でぬいぐるみ作りを学び、2013年よりmojojojoの屋号で作家活動を行っている、おざきあゆみさんが手掛けた手縫いのぬいぐるみ。ほんわかとさせる柔らかい雰囲気は、アンティークやヴィンテージアイテムの持つ、素朴さや優しさに通ずるものがある。5445円〜(mojojojo http://mojojojo.boo.jp)

昔からぬいぐるみや人形の類は好きだった。アメリカの企業キャラクターとか、日本からアメリカへ輸出されたドリームペッツなんかは大好物。特に惚けた表情を持つキャラクターに心がときめく。

ちなみに大人でぬいぐるみが好きな人の深層心理には、強い不安感やストレスが隠されていることもあるそうで、ぬいぐるみがその「不安解消材」となっているそうだ。つまりは非常に不安定な自己を癒す存在なのだと……、うーん、思い当たる節あるわ(笑)。

なんか世の中的に成人男性がぬいぐるみを持っていたら恥ずかしいものというような風潮があるけれど、部屋でぬいぐるみや人形を堂々と飾っているのはその物を大切にしようとする愛情の表れだと思うんだよね。だって俺、アラフィフだけど、いくつになっても可愛いものが大好きだし。

そんな俺が最近ツボったのがこのモケモケとした手縫いのぬいぐるみ。mojojojo(モジョジョジョ)の屋号でぬいぐるみ作家活動を行っている、おざきあゆみさんという女性が、ひとつひとつ手縫いでチクチクと作った作品だ。この惚けた表情に一目惚れ。購入後、意気揚々と家に連れて帰って10歳の娘に自慢して見せたら、腕ずくで奪われちゃった。

手縫いでひとつひとつ作られるので、同じ種類のぬいぐるみでも微妙に表情が異なってくる この脱力した表情なんかたまんないよね。あー、めっちゃ見てるだけで癒される ぬいぐるみに付属するカードには彼らの誕生日(というか製造日?)とキャラクター名を記載。茶色は「ドーマウス(齧歯類のヤマネ)」 クリームは「ミルクインマグ」という名前がついている

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年5月号 Vol.361」)

著者:ADちゃん