主人公は『ふしぎの国のアリス』ハートの女王の娘で破天荒なレッドと『シンデレラ』の娘で完璧主義者のクロエ

 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にてディズニーヴィランズの子どもたちが主人公の大人気ミュージカル映画シリーズの最新作『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』を7月12日より独占配信する。さらに配信にさきがけ、ティザービジュアル・予告編・キャラポスも同時解禁となった。

「ディセンダント」シリーズは、誰もが知るディズニーのヴィランたちの“子ども”が主人公のミュージカル映画。かつて一大現象を巻き起こした「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ(ディズニープラスで配信中)で知られる名匠ケニー・オルテガが、“もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?”というアイデアに着想を得て製作したユニークな作品だ。

『美女と野獣』のベルとビーストなどの善人が暮らすオラドン合衆国と、魔法のバリアで覆われヴィランズたちが閉じ込められたロスト島を舞台に、『眠れる森の美女』マレフィセントの娘・マル(ダヴ・キャメロン)や『白雪姫』イーヴィル・クイーンの娘・イヴィ(ソフィア・カーソン)などのヴィラン・キッズたちの葛藤や成長、友情・恋をポップなミュージカル音楽とともに描いている。

 ヴィランズの子は悪なのか? 悪名高きヴィランの子として育てられた子どもたちが、その生い立ちに悩みながらも、自分らしさを見つけていくというその物語は、斬新でありながら誰もが共感できる普遍性を併せ持ち、2015年に1作目が放送されるや世界中で大ヒットを記録。放送当時、全世界では3200万人が視聴、初放送と同日に全米で発売されたサウンドトラックは、iTunesのサウンドトラックチャートで第1位を獲得、全アルバムチャートでも第2位を記録する大ヒット作となった。

 その反響を受け17年と19年には続編が製作された。第3作目では、ロスト島とオラドン合衆国の人々が手を取りあい、ヴィランと善人が共存する道を示すまでに成長したヴィラン・キッズたち。その感動のフィナーレから5年、この度シリーズ第4弾として『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』の配信が決定した。

『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』の主人公は、『ふしぎの国のアリス』ハートの女王の娘で破天荒なレッドと、『シンデレラ』の娘で完璧主義者のクロエ(マリア・ベイカー)。ハートの女王には、イギリスの人気歌手リタ・オラ。シンデレラ役には歌手のブランディが起用された。ブランディは、1997年に制作された映画「ロジャース&ハマースタイン:シンデレラ」でもシンデレラを演じている。

 またアースラの妹・ウリアナ(ダラ・レネー)の登場にも注目したい。本作では、ハートの女王がオラドン合衆国に対してクーデターを起こす。それに巻き込まれたレッドとクロエの2人は、協力して時をさかのぼり、運命を変えるために奔走することに。まるっきり正反対の2人は、力を合わせてこのピンチにどう立ち向かうのか。若き日のハートの女王/ブリジット(ルビー・ローズ・ターナー)、若き日のシンデレラ/エラ(モーガン・ダドリー)にも出会うことになる。

 ティザービジュアル・予告編に併せて、主人公のレッド、クロエをはじめとした個性豊かな10人のキャラポスも同時解禁。それぞれのキャラクターイメージカラーを背景に、ディズニー・キャラクターらしい個性豊かな表情を見せている。特に、本作の主人公であるレッドの挑戦的な笑みは印象的だ。4作目となる今作でも、ひとりひとりのキャラクターがどんな活躍を見せてくれるのか期待を抱かせてくれるキャラポスとなっている。

 注目のティザー映像では、レッドとクロエの衝撃的な出会いが描かれる。真夜中、オラドン高校に忍び込んだレッドは、その名前にふさわしい真っ赤なスプレーで壁中を染め上げていく。まるで1作目をほうふつとさせる演出だ。そこへやってきたクロエに、自分が「新しいルームメイト」であることを明かす。終盤でレッドがスプレーでハートに囲った肖像画では、これまでの「ディセンダント」シリーズの主人公マルとそのパートナーのベンが登場している。ENCOUNT編集部