ALFA ROMEO R.Z.×Dior スタイリスト・祐真朋樹の「乗る車 × 着る服」
伝統をリスペクトしながら
『R.Z.』に合わせた服は、ディオールの2024年サマー・コレクションからセレクトしたジャケット・スタイル。ディオールのアトリエが誇るサヴォワールフェール(匠の技)と、『R.Z.』の比類なき孤高のデザインの共演である。
ALFA ROMEO R.Z.
1989年のジュネーブ・モーターショーで発表された『S.Z.』は、アルファ・ロメオの創立75周年にデビューしたセダン『75』(1985〜1992年)のメカニズムやパーツを流用し開発された。
今回の撮影車両『R.Z.』は、1991年の『S.Z.』の生産終了後に350台限定という生産計画とともに東京モーターショーにて発表されたが、実際の生産は278台(諸説あり)だったとも言われている。製造はミラノのザガート・ファクトリーで行われ、プラスチック製のボディパネルはイタリアのカープラスト社とフランスのストレイタム社が製造を行った。
3.0リッターV型6気筒SOHCを搭載、5段MTを介して後輪を駆動、最高出力210psを発揮する。全長×全幅×全高=4060×1730×1310mm。
問い合わせ=スクーデリア46 Tel.03-3401-8880
ファッション・ディレクター=祐真朋樹 写真=秦淳司 ヘアメイク=HIRO TSUKUI モデル=IVOR
(ENGINE2023年7月号)