石川町の公共工事を巡る談合事件で、逮捕された町長の塩田容疑者は、予定価格を“決裁”で知り、漏らしていたとみられることがわかりました。

石川町長の塩田金次郎容疑者は、町が発注する道路工事をめぐり、秘密事項にあたる予定価格を漏らしたなどとして、4月30日に逮捕されました。

また、入札を妨害したとして地元の建設会社の元幹部2人も逮捕されています。

町によりますと、約1か月前に「設計金額」が、入札日当日に「予定価格」が町長の“決裁”で決まりますが、捜査関係者によりますと、塩田容疑者は決裁で知り得た金額を漏らしていたとみられるということです。