2023年9月に、西郷村の国道で、車2台が衝突し、男女2人が死傷した事故で、逮捕された男は、当時、時速100キロを超える速度が出ていたとみられることが分かりました。

危険運転致死傷の疑いで送検されたのは、南会津町の農業=大竹康夫容疑者です。

大竹容疑者は、2023年9月、西郷村の国道289号で車の制御が困難になるほどのスピードを出し、対向車線にはみ出して軽貨物自動車に衝突する事故を起こした疑いがもたれています。

この事故で、軽貨物自動車に乗っていた80代と70代の男女2人が死傷しています。

警察によりますと、大竹容疑者の運転する車は、時速100キロを超える速度で衝突したとみられることが新たに分かりました。

調べに対し、大竹容疑者は、当時、白河市の病院に向かっている最中で、「予約の時間に間に合わないと思って車を飛ばしていた」と供述しているということです。