新型コロナウイルス対策の助成金約700万円をだまし取ったとして、南相馬市の企業の社長ら3人の容疑者が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、南相馬市小高区にある「小高建設」の代表取締役・長谷川博一容疑者(58)ら3人です。

長谷川容疑者らは2020年6月ごろ、休業したと嘘の申請を福島労働局に提出し、新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金およそ700万円をだまし取った疑いです。

警察は3人の認否について、「捜査に支障がある」として明らかにしていません。

労働局は「小高建設」が4895万円あまりを不正受給したと発表していて、警察が余罪を調べています。