「ブラックモンブラン」と聞いてすぐにあの黒いアイスが思い浮かんだなら、あなたはきっと九州出身でしょう。ブラックモンブランは佐賀県のお菓子メーカー「竹下製菓」の看板商品で、50年以上九州で愛されてきました。

本日5月7日は「ブラックモンブランの日」です。これはブラックモンブランが初めて発売された1969年5月7日に由来しています。今日はブラックモンブランの日にちなみ、アイスにまつわる知識を押さえましょう。

九州で愛されるアイス

ブラックモンブランはバニラアイスをチョコレートとクランチでコーティングしたバーアイスです。商品名は竹下製菓の前会長がアルプス山脈の最高峰「モンブラン」を眺めたときの「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞおいしいだろう」という思いが反映されました。

以来ブラックモンブランは今日まで九州の老若男女に愛されており、現在でもさまざまなフレーバーが開発されています。今年3月にはキャラメルソースを入れた「ブラックモンブラン キャラメル」が九州内のセブンイレブン、ファミリーマートで販売されました。

竹下製菓の商品は主に九州で販売されていますが、公式オンラインショップなら全国から注文可能です。ブラックモンブランだけでなく「ミルクック」や「トラキチ君」といった竹下製菓の人気商品を取り寄せることができます。身近に九州出身の方がいるなら贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。

当たりくじ付きアイスがなかなか当たらない理由

ブラックモンブランはいわゆる当たりくじ付きのアイスで、当たるとデジタルギフトや新しいアイスに交換できます。子どものときに当たりくじ付きアイスが好きだった方も多いのではないでしょうか。

ところで皆さんはアイスのくじに当たったことはありますか? もしかすると一度も当たったことがないという方もいるかもしれません。なかなか当たらないからこそ面白いのでしょうが、外れるとやはり悔しいですよね。当たりくじ付きアイスの当選確率は実際どれくらいなのでしょうか。

当たりくじ付きアイスの当選確率を探るヒントは「景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)」です。消費者を保護する法律の1つで、顧客が不当に惑わされないよう提供できる景品が規制されています。主なものを以下にまとめました。

【景品表示法の主な景品の規制】

出所:消費者庁 景品規制の概要

景品表示法上、当たりくじ付きアイスは「一般懸賞」に相当すると思われます。したがって100円のアイスには最大2000円相当の景品(当たり)しか付けられず、その総額は売り上げ全体の2%までしか付けられません。

つまり金額だけで単純に考えたとき、当たりくじ付きアイスの当選確率は最大でも2%ということです。これは10回連続でくじを引いても8割以上の確率で1回も当たりません。35回連続して引いてやっと1回以上当たる確率が50%を超えます。これではなかなか当たらないのも無理ありませんね。

ここで示した当選確率2%は法律上の上限のため実際にはさらに低いケースもあるでしょう。アイスの当たりくじには甘くない現実があるようです。

「ラクトアイス」と「アイスクリーム」の違いは?

ところでアイスのパッケージを見ると「アイスクリーム」と書かれた商品のほか「アイスミルク」や「ラクトアイス」、「氷菓」と書かれた商品を見たことがあるかもしれません。これらは乳固形分や乳脂肪分の含有量で分類されています。

【アイスの分類】

出所:日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは、何がちがうの?

乳固形分や乳脂肪分が多いほうが優れているというわけではありません。例えばグリコの「パピコ チョココーヒー」はラクトアイス、赤城乳業の「ガリガリ君 ソーダ(棒)」は氷菓に分類されますがどちらも人気商品です。なおブラックモンブランはアイスミルクに分類されます。

一般に乳固形分・乳脂肪分が多いほど濃厚な味わいになり、反対に少ないほどさっぱりとした味わいになるようです。新商品が出たときなどにチェックしてみてはいかがでしょうか。

執筆/若山卓也(わかやまFPサービス)

証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業(IFA)および保険募集人に登録し、金融商品の販売も行う。2017年から金融系ライターとして活動。AFP、証券外務員一種、プライベートバンキング・コーディネーター。