[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;37815.92;−570.17
Nasdaq;15657.82;−325.26
CME225;38165;-305(大証比)

[NY市場データ]

30日のNY市場は反落。ダウ平均は570.17ドル安の37,815.92ドル、ナスダックは325.26ポイント安の15,657.82で取引を終了した。1-3月期雇用コスト指数が予想上回る伸びとなったため、利下げ期待の後退で売られ寄り付き後、下落。賃金インフレが根強く高インフレが想定以上に長期化するとの懸念に長期金利の上昇が嫌気され相場は続落した。その後に発表された4月シカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったためスタグフレーション懸念も再燃しさらなる売り圧力となった。終盤にかけ、タカ派連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒した売りも強まり、下げ幅を拡大し、終了。セクター別では、家庭・パーソナルが小幅高となった一方、自動車・自動車部品が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比305円安の38,165円。ADR市場では、対東証比較(1ドル157.74円換算)で、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、コマツ<6301>、いすゞ<7202>などが下落し、全般売り優勢となった。