[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30089.46;+246.47
TOPIX;2135.56;+8.38


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比246.47円高の30089.46円と、前引け(30039.41円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は30060円-30140円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=136.40-50円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が下落して始まった後は前日終値近辺で推移し0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は安く始まった後に一時上げに転じる場面があったが0.4%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。前場に日経平均が30000円を回復した後も堅調な動きとなっていることから、相場の先高観が意識され、また、朝方以降、ダウ平均先物が概ね底堅く推移していることも安心感となっているもよう。一方、引き続き市場には高値警戒感があることに加え、日経平均は昨日までの4日続伸で700円を超す上昇となったことから短期的な過熱感も意識され、上値では売りが出やすいようだ。

 セクターでは、保険業、パルプ・紙、空運業が上昇率上位となっている一方、海運業、鉄鋼、石油石炭製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、円谷フィHD<2767>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>、JAL<9201>が高い。一方、東電力HD<9501>、川崎船<9107>、オリンパス<7733>、郵船<9101>、SMC<6273>、丸紅<8002>、日本製鉄<5401>、ファナック<6954>、武田薬<4502>、商船三井<9104>が下落している。