日経平均は80円高(9時15分現在)。今日の東京株式市場は寄付き段階では売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、中国で新型コロナ感染が再拡大していると伝えられ、昨日、上海総合指数や香港ハンセン指数が大きく下げたこともあり、インバウンド消費拡大などへの期待感が後退し、東京市場の株価を抑える要因となった。一方、外為市場で1ドル=139円30銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日、日経平均は下落したが、午後に下げ渋る展開となったことから、下値では買いが入りやすいとの見方もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。