米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(3/16)は前週比2000件減の21万件と、予想21.3万件を下回った。失業保険継続受給者数(3/9)は187万人と、前回180.3万人から予想以上に増加し、1月末以来で最高となった。同時刻に発表された3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は3.2と、2月5.2から鈍化も予想外に2カ月連続のプラスとなった。米10-12月期経常収支は−1948億ドル。赤字幅は7-9月期1964億ドルから拡大観測に反し縮小し、21年1−3月期以降ほぼ2年ぶり最低となった。



米労働省が依然健全であることが証明されたため米国債相場は反落。米10年債利回りは4.125%から4.25%まで上昇。ドル買いも強まり、ドル・円は151円01銭から151円30銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0917ドルから1.0904ドルまで下落。



【経済指標】

・米・先週分新規失業保険申請件数:21万件(予想:21.3万件、前回:21.2万件←20.9万件)

・米・失業保険継続受給者数:187万人(予想:182.0万人、前回:180.3万人←181.1万人)

・米・3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:3.2(予想:-2.8、2月:5.2)

・米・10-12月期経常収支:−1948億ドル(予想:-2090億ドル、7-9月期:−1964憶ドル←-2003億ドル)