21日の日経平均は反落した。高値と安値はともに前日のレンジ内に収まり、39000円前後での売り買い拮抗状態を窺わせた。25日移動平均線を下回ることなく推移したが、ローソク足は陰線で終了。25日線自体が下降を続けていることもあり、上値の重さを再確認する格好となった。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は98.12%(昨日99.28%)と中立圏中央の100%近傍にとどまり、足元では方向感が定まりにくいようだ。