ドリーム・アーツ<4811>は12日、同社が提供する「SmartDB」をすかいらーくホールディングス<3197>が導入した事例を発表した。

「SmartDB」は、現場主体で業務プロセスの完全デジタル化を実現できる、ワークフローとWebデータベース機能を備えたノーコード開発プラットフォーム。

今回、すかいらーくホールディングスでは「食品検査」業務に利用されている。一部拠点での試験導入を経て、2024年1月に全検査室での稼働が開始された。

すかいらーくホールディングスでは、これまでフルスクラッチシステムを利用していたが、長年使い続ける中で課題が顕在化していた。将来にわたって発展的に使い続けることが難しい状況となった中、これまで旧システムは「Internet Explorer」を使用していたが2022年に同ソフトウェアのサポートが終了。新システムへの早急な移行を検討する必要があった。

新システムへの移行にあたり、検査管理に必要な業務要件をどこまで標準機能で実現できるか、性能として耐えられるかという視点も含め条件に合致するのがSmartDBだけであったという。結果、システム刷新と業務の見直しにより作業効率が向上、また作業ミスを未然に防止、素早く正確なデータを蓄積することも可能となった。

また、海外拠点への展開や他業務への利用拡大も計画している。