兵機海運<9362>は13日、配当方針の変更及び2024年3月31日を基準日とする剰余金の配当を行うことを発表した。なお、本件は2024年6月27日に開催予定の第81回定時株主総会に付議する予定である。



変更後の配当方針は、「企業業績および今後の事業展開を勘案した安定的かつ積極的な配当」を行うことを定めている。また、安定配当を基本としつつ、EPS(1株当たり当期純利益)が100円を上回る場合は、配当性向30%以上、または1株当たり50円のいずれか高い基準での配当を実施するとしている。



配当方針の変更理由は、同社が2024年3月に100%連結子会社を清算完了したため、連結計算書類作成会社ではなくなったことによるものである。したがって、同社単体業績に連動する方針に変更し、配当性向の表現を明確化した。この変更は2024年3月期期末配当から適用される。



今回の配当方針変更に基づき、期末配当は、1株につき130円とする(直近の予想は1株あたり112円)。基準日は2024年3月31日であり、効力発生日は2024年6月28日である。