天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは社会人となって初めて上皇ご夫妻に挨拶をされたが、3月下旬に風邪をひき、ご夫妻にうつさないよう、挨拶の時期を調整されたことがわかった。

愛子さまは11日、上皇ご夫妻のもとを訪ね、大学の卒業と日本赤十字社への就職を報告された。側近によると、当初は3月20日の卒業式直後を予定していたが、愛子さまが風邪をひかれ、ご夫妻にうつしてはいけないとの思いから、日程が再調整されたという。

また、卒業と就職の報告のために行われた伊勢神宮への参拝の際には、白いロングドレスを新調されたことも明らかになった。

伊勢神宮には専用のドレスで参拝し、新調するか、他の場所で着たものは着用しないというしきたりがあり、それに則って準備されたということだ。

上皇ご夫妻への挨拶を終えた愛子さまは、今週末の14日に皇居で行われる雅楽の演奏会を初めてお一人で鑑賞されることになった。

宮内庁楽部が演奏する雅楽はユネスコの無形文化遺産にも記載され、日本の伝統芸能に関心を寄せる愛子さまは、これまでに陛下や、いとこの秋篠宮家の次女・佳子さまと一緒に鑑賞されていて、今回が4回目。