イランによるイスラエルへの大規模攻撃をめぐり、上川外相は16日、イランとイスラエルの外相と相次いで電話会談を行い、両国に強く自制を求めた。

上川外相「今回の攻撃は、現在の中東情勢をさらに一層悪化させるものであり、強く非難する旨を伝えた」

上川外相は、イランの外相との電話会談で、イランによるイスラエルへの大規模攻撃は「イランやイラン国民のほか、国際社会全体の利益にならない」と強調し、緊張の高まりを防ぐために自制を強く求めた。

さらに、イスラエルとも電話外相会談を行い、イスラエルにも自制を強く求めた。

その後、上川外相は、イタリアで開かれるG7外相サミットに向け出発し、G7外相とともに事態の沈静化に向け協議する予定。