「チャンスがあれば転職」と考えている新入社員の割合が、過去最高となった。

東京商工会議所が、2024年度の新入社員、約1000人に行った意識調査によると、就職先の会社でいつまで働きたいかとの問いに、「チャンスがあれば転職」と回答した人は26.4%となり、調査を始めた1998年以降で過去最高となった。

一方で、就職先の会社で「定年まで働く」と回答した割合は、10年前と比べて14.0ポイント減少して21.1%となり、「転職を考えている」新入社員を下回る結果となった。

東京商工会議所は「人手不足を背景に売り手市場になっていて、転職志向が高まっているのでは」と分析している。