中国商務省は台湾に武器を売却に関与したとしてアメリカのボーイング社の防衛部門などに制裁を科すことを発表した。

制裁の対象になったのはアメリカのボーイング社の防衛部門などアメリカ企業3社で、3社は「信頼できない企業」のリストに追加されることになる。

中国での新規投資の禁止や、経営幹部の中国への入国禁止などが適用され、アメリカのボーイング社の防衛部門には罰金も科されるという。

今回の制裁は、台湾できょう行われた頼清徳氏の就任式に合わせたものとみられ、アメリカと台湾の軍事協力に対してけん制する狙いがあるとみられる。