小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」を原料としたサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、食品メーカーや外食産業などの200人以上の関係者や専門家が25日、意見交換を行った。

専門家による「紅麹」の正しい説明が行われたほか、外食産業の関係者からは問題が発覚した際の情報発信の方法などについて意見が出た。

食品メーカーや外食産業には、小林製薬の「紅麹」問題が発覚して以降、カスタマーセンターへの問い合わせが相次ぎ、小林製薬の「紅麹」を使用していない企業も対応に追われたという。

調査会社のインテージによると、機能性表示食品のサプリメントの1週間の販売額は、小林製薬が自主回収を発表した3月22日以降、約2割減っている。