一発レッドで鳥栖MF堺屋が退場、FKのチャンスで宇佐美が素晴らしいキック

 ガンバ大阪は4月14日、J1リーグ第8節でサガン鳥栖と対戦。後半11分にDOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)で鳥栖MF堺屋佳介が退場に。その流れで得たフリーキック(FK)で、G大阪FW宇佐美貴史が放った惜しい一撃が話題に挙がっている。

 前半41分、相手に先制点を許したG大阪だったが、終了間際にゴール前の混戦からFW坂本一彩が押し込む。相手は懸命に掻き出したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入を経てラインを割っていたとされ、ゴールが認められた。

 1-1で迎えた後半11分、DFラインの裏に抜け出したG大阪FWウェルトンを堺屋がペナルティーエリア付近で倒してしまう。これがDOGSOの判定となり、堺屋はレッドカードで一発退場。G大阪に直接FKが与えられた。

 ゴールまで約16メートルの距離で得たチャンスで、2月24日の開幕節(FC町田ゼルビア戦/1-1)にも直接決めている宇佐美がキッカーを務める。右足で放ったボールは綺麗な弧を描きゴール左枠内へと向かったが、鳥栖GK朴一圭が右手1本で弾くビッグセーブで防いだ。

 この一連の流れにファンも「宇佐美もパクイルギュも凄すぎ!」「入ったと思ったわ」「エグいFKをエグいセーブ」「綺麗な軌道」「惜しい」と反応。お互い高いレベルのプレーを見せ、観客を沸かせていた。

FOOTBALL ZONE編集部