J1リーグ第12節が開催

 浦和レッズは5月6日、J1リーグ第12節で横浜F・マリノス戦と対戦。前半終了間際にMF伊藤敦樹のゴールで先制したなか、この得点をお膳立てしたMF中島翔哉の軽快な動きとパスセンスに反響が広がっている。

 浦和が華麗な連係でゴールをこじ開けた。前半42分、スローインからリスタートした場面で、敵陣左サイドで3人が絡んだダイレクトパスから前進。中島が斜めにボールを持ち出すと中央のスペースに走り込んだ伊藤へ正確なスルーパスを供給し、先制ゴールに導いた。

 4試合連続でスタメンのピッチに立った中島は、その後も左サイドでボールを呼び込み攻撃の起点に。近年はコンディションが上向かずかつての輝きが見られない場面が目立っていたものの、徐々に切れ味を戻しつつある様子を窺わせるプレーにファンからは熱視線が注がれている。

 先制ゴールを導くパスシーンには、SNS上で「完璧アシスト」「上手いわ」「こういう崩しを見たかった」「これを待ってた」「完全復活も近い」といった賛辞が続々。浦和の攻撃陣の中で存在感を発揮する姿に、期待の眼差しが向けられていた。

FOOTBALL ZONE編集部