鈴木唯人にトッテナムやバイエルン、シュツットガルト、アヤックスがスカウトを派遣

 デンマーク1部ブレンビーIFは現地時間5月15日、プレーオフラウンド第8節ノアシェラン戦に1-0で勝利した。MF鈴木唯人は殊勲の決勝ゴールを挙げ、欧州クラブからの関心度も高まっており、韓国メディアも「ソン・フンミンと“韓日デュオ”結成なるか」と取り上げている。

 22歳の鈴木は昨夏、清水エスパルスからブレンビーへ4年契約で加入。今年4月に入り、プレーオフラウンド8試合で4得点5アシストと驚異的な数字を残している。

 大活躍の鈴木に対しては、イングランド1部マンチェスター・シティやリバプール、スペイン1部レアル・ソシエダなど計12クラブのスカウトが実際に試合観戦したこともデンマークメディア「bold.dk」によって明らかになっていた。

 鈴木は5月15日のプレーオフラウンド第8節ノアシェラン戦でも先発出場し、前半27分にチームを勝利に導くゴールをマーク。「bold.dk」によれば、この試合にはトッテナム、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンやシュツットガルト、オランダ1部アヤックスがスカウトを派遣していたという。

 韓国メディア「xportsnews」は、「ソン・フンミンと“韓日デュオ”結成なるか」と見出しを打ち、鈴木のトッテナム行きの可能性に注目している。

「トッテナムは現在プレミアリーグ5位で、来季の欧州カップ戦に出場する可能性が高い。週末リーグ戦と欧州カップ戦を並行して戦わないといけないため、選手の数を増やす必要性があり、マルチプレーヤーの鈴木は興味を引く可能性がある。トッテナムは今夏、プレシーズンツアーの一環として日本を訪れる予定だ。ソン・フンミンが主将として活躍しているトッテナムに鈴木が合流し、韓日デュオが誕生することになるか関心が集まりそうだ」

 トッテナムは33年ぶりの来日が決定しており、7月27日に国立競技場でヴィッセル神戸と対戦予定。そこに鈴木が新戦力として加わっている可能性は、韓国も気になるようだ。

FOOTBALL ZONE編集部