プレミアリーグ第30節、マンチェスター・シティ対アーセナルの試合が現地時間1日に行われ、試合は0-0の引き分けに終わった。負傷離脱していたアーセナルの日本代表DF冨安健洋が、この試合で戦列復帰を果たしている。英メディア『ペイン・イン・ザ・アーセナル』は、朗報として伝えた。

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、カイ・ハフェルツやブカヨ・サカ、ガブリエウ・ジェズスなどを先発起用。膠着した状態が続くと、アルテタ監督は66分に最初の交代カードとして冨安とトーマス・パルティを選択した。アーセナルは得点こそ奪えなかったものの、無失点でマンC戦を終えている。

 同メディアは、マンC戦の良かった点として「待望の負傷者復活」と題し、冨安の戦列復帰を取り上げた。冨安が24分間プレーしたことについて、同メディアは「先発メンバーのポジティブな負傷に関する最新情報が得られただけでなく、66分にはパルティと冨安が負傷から復帰したこともまた、アーセナルにとって大きな励みとなった」とし、「特に冨安は、いくつか必要だったディフェンスに深みを提供し、オレクサンドル・ジンチェンコとユリエン・ティンバーの負傷に苦戦していたアーセナルにとって、これ以上ない絶好のタイミングで復帰したことを意味する」と報じている。

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