UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝の1stレグの試合が現地時間30日に行われた。PK戦の末、マンチェスター・シティを撃破して勝ち進んできたレアル・マドリードは、アーセナルに勝利して準決勝進出を決めたバイエルン・ミュンヘンと対戦した。

 敵地に乗り込んだレアル・マドリードは24分、トニ・クロースからのDFの間を抜く長いスルーパスに反応したヴィニシウス・ジュニオールが冷静に流し込み、先制に成功する。レアル・マドリードはシュート数が先制点となった1本のみだったが、1点リードを保ち前半を終える。

 まずは追いつきたいバイエルン・ミュンヘンは53分、右サイドからカットインしてPA内に切り込んだレロイ・サネがそのまま左足を振り抜き、待望の同点ゴールを決める。さらに57分にはハリー・ケインがPKを決めてバイエルン・ミュンヘンが逆転に成功する。

 しかし、83分、ヴィニシウス・ジュニオールがPKを決めてレアル・マドリードが試合を振り出しに戻す。その後両チームに得点は生まれず、レアル・マドリードは2-2でバイエルン・ミュンヘンと引き分けた。