プレミアリーグ38節、アーセナル対エヴァートンの試合が現地時間19日に行われ、試合はホームチームが2-1で勝利した。しかし、アーセナルはあと一歩のところで優勝を逃す結果に終わっている。英メディア『TBR』は、来季悲願の優勝を達成するために、アーセナルに必要なものについて報じていた。

 37試合を消化した時点で、アーセナルは勝点86の2位につけていた。首位のマンチェスター・シティとはたったの勝点2差。20年ぶりのリーグ優勝を実現するためには勝利が至上命題だった。しかし、エヴァートンには逆転勝利を果たしたものの、同日同時刻でウェストハムと試合をしていたシティが3-1で勝利したため、昨季に続き今季もあと一歩のところで優勝を逃す形となっている。

 同メディアは、過去にシティに所属していたマイカ・リチャーズ氏の発言を引用する形で、アーセナルが来季優勝するために必要な最後のピースについて、次のように紹介していた。

「ビッグゲームのある瞬間を見ると、シティには試合を変えられる才能が揃っていると感じることがある。アーセナルもトロサールと同じことを時々やってきた。しかし、(今季違いを見せた)ライスのように、守備的なMFとストライカーもチームには必要だ。これらを除けば、良い選手ばかりだと思う。(今夏は)チームを混乱させないために、量ではなく質を重視する必要があるだろう」

 また、「ストライカーだけに焦点を当てるべきではない」と繰り返し、「リチャーズ氏が言及したように、ライスと共にプレーできる背番号6の選手が必要だ。バイエルンではジョシュア・キミッヒが長年にわたりその役割をこなしてきた。アーセナルはNEXTキミッヒを見つける必要がある」と指摘。

 その上で、「ベンフィカに所属するジョアン・ネヴィスやレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディなど、中盤を強化する選手の獲得を真剣に検討する必要がある」と、今夏の移籍ターゲットにすべき選手についても言及していた。

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