子育てって、夫婦で協力し合うことがとても大切ですよね。
どちらか一方だけ負担してばかりでは、自然とケンカや険悪な雰囲気になることも。
今回は、子どもみたいな夫に振り回されたという、筆者の友人から聞いたエピソードをどうぞ。

妊活に励むも子どもができなかった

私は、今年アラフォーと呼ばれる世代になった主婦です。

夫とは、5年前に結婚しました。

結婚後、妊活に励むもなかなか子宝に恵まれず。

子どもが欲しかった私にとっては辛く、心が不安定になったり何度も泣くこともありました。

そんななか、35歳の誕生日を迎えます。

子どものことも考えて、夫と連日話し合ったうえで、2人で生きていくことを決めたのですが……。

夫の言葉が心強かった

すると、その矢先にまさかの妊娠発覚!

実は子どもを諦められないでいたという夫は、本当に泣いて喜んでくれました。

「俺がしっかり稼ぐから」
「赤ちゃんに集中してほしいから」

そう言われ、私は寿退社することに。
その分、家事はほぼ担うことで、夫を支えていました。

出産間近、初めての子育てで気分が落ち込みがちに。

すると夫は私の心が沈むたびに心強い言葉をかけてくれました。

「俺ももちろん家事も育児もするから」
「一緒に分担して協力していこう」

そのおかげで安心でき、無事にかわいい娘を出産したのですが……。

何もやらない夫はまるで子ども!?

現実はそう甘くはありません!

あんなに頼もしかった夫は、父親になったという自覚ゼロ。

これまで通り、毎晩飲み歩いては、深夜に帰宅する始末。

そのため、毎日ほぼワンオペでした。

さらに夫は、育児どころか家事すら1つもやってくれないのです。

「俺のワイシャツどこ?」
「ご飯冷めてておいしくないからレンチンしてよ」

自分でできることも私任せで、まるで子どもが2人いるようでした……。

ブチギレてようやく反省してくれた

出産して3か月、さすがに堪忍袋の緒が切れた私。

深夜酔っ払って帰ってきては
「お風呂沸かしてよ〜」
という夫に思いっきりブチギレました!

「私はあんたの母親じゃない!」
「父親になったという自覚を持て!」
「じゃないと離婚するから」

本気で怒る私の姿を見て夫はタジタジ。

ようやく育児や家事をしてくれるようになりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい