旦那さんの元カノというのは、どうしても気になってしまうもの。わざわざその存在を意識させらたら、とても不快ですよね。
今回ご紹介するのは「姑からわざと元カノの名前で呼ばれた」主婦Aさんのお話です。

姑は天敵! わざと元カノの名前と間違える!

どうやら元カノと姑はかなり仲良くしていたようです。姑としては、元カノと結婚してほしかったのでしょう。

ある日、姑の機嫌が悪かったのか、私に向かって「Y子ちゃん!」と元カノの名前で何度も呼び、「あら、また間違えちゃった。ごめんなさいねー」という茶番を繰り返してきました。

『さすがに、これ以上は耐えられない』と我慢の限界を迎え、姑に「あの......」と言いかけた時──

旦那が立ち上がり、姑に向かって「いい加減にしろよ!」と怒鳴ったのです。
そして「何回同じことやってんだよ!」「元カノの名前をいちいち出すな!」とブチギレました。
旦那にとっても、いちいち元カノの名前を出されるのは、ストレスだったのでしょう......。

『自分と同じ様に旦那もイライラしてたんだ』と気づき、なぜか心が軽くなりました。
一方、怒られた姑はしばらくグチグチ言っていましたが、それ以降、嫌がらせはなくなりました。

いまだに姑の態度は冷たいですが、嫌がらせがなくなったことでストレスはかなり軽減されました。

最終的に元カノではなくAさんを選んだのは、お姑さんの息子です。元カノと結婚してほしかったからといって嫁にこんな嫌がらせをするなんて、息子の人生をいったい何だと思っているのでしょう? 元カノだって、とっくに新しい人生を歩いているでしょうに......。
旦那さんが守ってくれてよかったですね。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:中谷 茜
ftnコラムニスト:ふくろうクジラ