世の中にはさまざまな嫁姑問題がありますが、分かりやすく敵意を向けてきたり意地悪をしてくる姑はまだマシなのかもしれません。今回は、心に闇を抱えた姑のゾッとするエピソードを友人が聞かせてくれました……!

家族写真をねだる姑

私は夫と2人の子どもと暮らす主婦です。

数年前に夫の地元に家を建てたため、近所には姑が住んでいます。
周囲の友人たちは「姑の近くに住むなんてやめたほうがいいよ!」と忠告してくれましたが、うちの姑は穏やかで優しい人なので大丈夫だと思い、近所に住むことを私は快く了承しました。

そんな姑は、事あるごとに我が家の家族写真をねだってきます。理由を聞くと、「息子一家が幸せに暮らしているのが私の幸せだから♡」とのこと。

我が家が旅行に行くと「子どもたちだけじゃなくて、家族4人で写真を撮って送ってね!」と催促のLINEが来るほどです。
そのため、私は何かイベントがあると家族写真を撮って姑に渡していました。

姑が事故に遭い……

ある時、姑が買い物中に事故に遭ってしまいました。
幸い足の骨を折っただけで命に別状はありませんでしたが、高齢ということもあり数日間入院することに。

私は夫から合鍵を借り、保険証や着替えを取りに姑の家を1人で訪れました。
しかし、姑の部屋に足を踏み入れた私は絶句……!
信じられないものが飾ってあったのです。

そこには驚愕の光景が

なんと、姑の部屋には壁一面に私たちの家族写真が貼られていました。

それだけならまだいいのですが、なぜか私の顔だけがすべて丁寧に切り抜かれて、そこに姑の写真がはめ込んであるのです……。

あまりの光景に私はゾッとし、しばらくはその場から動けませんでした。

一体どうして?!

夜になって帰宅した夫にその事実を話すと、夫も唖然。

それまでは事あるごとに「母さんの面倒を見てやってくれ」と私に頼んできていましたが、さすがに恐怖を感じたのか、それからは一切言わなくなりました。

結局本人には聞けずじまいで、なぜ姑がそんなことをしたのかは分かりません。
しかし、私にいい感情を抱いていないことは確かなので、今は距離を置いています。

穏やかで、家族の幸せを願ってくれていたはずの姑が、まさか裏ではそんなことをしているなんて……。
何か理由があったのかもしれませんが、心の底からゾッとした出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの