福島県内の昨年度の平均有効求人倍率は1.37倍で前の年度を下回った。

福島労働局によると、福島県内で仕事を探す人1人に対して何件の求人があるかを示す2023年度の平均有効求人倍率は1.37倍だった。前の年度を0.06ポイント下回った。
一方、2024年3月の有効求人倍率は1.34倍で、前の月を0.04ポイント上回ったが、有効求人数は11カ月連続で前の月を下回る状況が続いている。

記録的な円安の影響による原材料価格の高騰などが影響していて、福島労働局は「今後も円安が雇用に与える影響に注意が必要」としている。